2009年04月26日

マネー資本主義 再掲 リンク訂正









 “暴走”はなぜ止められなかったのか 〜アメリカ投資銀行の興亡〜

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100年に一度とも言われる金融危機が世界を席巻した――。震源地のアメリカはもちろん、EUや日本、中国やインドを含む新興国、ロシアや中東といった産油国……世界のいたるところで、実体経済の疲弊は目を覆うばかりだ。世界各国で競い合うように大規模な公的資金投入が実施され、G20では今後に向けた対策が話し合われることになるが、資本主義システムへの不信は拭えない。

なぜ誰も止められなかったのか―。この事態を招いた原因はどこにあるのか―。

批判の的になっているのは、マネー資本主義の暴走とアメリカの金融政策である。「巨額な成功報酬は行き過ぎだった」「リスクを管理するシステムがなかった」「無策な低金利がバブルを招いた」……。金融当局の責任者や金融機関経営者への追及が、米議会の公聴会や司直の場において続いている。
しかし、このたびの事態をもたらした本質がどこにあり、世界が教訓とすべきポイントはどこにまでさかのぼるべきなのか、その論調は定まっていないのが実態だ。このシリーズは、「マネー資本主義」の正体に徹底的に迫ろうとするものである。

マネー資本主義は、どのように発生し、成長したのか―。
なぜ、世界経済はドルを基軸とするアメリカ依存になったのか―。
市場を過信する思想はいかにして生まれ、誰がスタンダードとしたのか―。

マネー資本主義が駆け抜けた現場を丹念に訪ね、それが20世紀の後半から世紀の変わり目を生き物のように肥大化していったプロセスを、当事者の証言と新資料によって明らかにしていく。そして金融危機に陥っていった誤謬の実態を解明し、未来に向けた教訓は何かを探っていく。
シリーズ マネー資本主義

■第1回 “暴走”はなぜ止められなかったのか 〜アメリカ投資銀行の興亡〜
    2009年4月19日(日)午後9時00分〜 総合







金融危機はなぜ起きたのか。巨大マネーはどのように膨張していったのか。マネー資本主義の主役として批判の的となっているのが、リーマンショックを起こした当事者でもある「投資銀行」である。

かつて企業への財務アドバイザー部門が中心だった投資銀行は、1970年以降の規制緩和と金融資本の膨張を背景に債券市場という新たな場で、次々と新手の金融商品や取引手法を編み出し、金融の枠組みそのものを変えていった。ソロモンブラザーズをはじめ、伝説的な企業が攻防を繰り返しながら、アメリカ経済、ひいては世界経済を牽引する回路を作り上げていく。「超レバレッジ」「莫大な成功報酬」「リスク管理の限界」など、サブプライム・ローンにつながる巨大なリスクを、投資銀行が激しい競争を繰り広げる中で自ら抱え込んでいったのである。投資銀行を変質させ、最後には破たんにまで追い詰めたターニングポイントはどこにあったのか。いま、その当事者たちが沈黙を破り、真相を語り始めた。

数々のヘッジファンドの産みの親となり、歴代アメリカ財務長官を輩出、バブル経済のけん引力となって最後は業界ごと消滅する「投資銀行」の劇的な攻防を描いていく。












NHK「マネー資本主義」 投資銀行の大物次々
19日から5回

 世界を揺るがしている金融危機はなぜ起きたのか。NHKは4〜7月に放送するNHKスペシャル「マネー資本主義」(全5回)で、その原因と背景を探る。19日午後9時からの第1回は「“暴走”はなぜ止められなかったのか〜アメリカ投資銀行の興亡」。あまり公の場に出てこない投資銀行関係者が多数インタビューに応じた。(川辺隆司)

 昨年9月、投資銀行でもあった米証券大手のリーマン・ブラザーズが破綻したことが金融危機の引き金となった。投資銀行は元々、顧客企業の有価証券を発行し、資金調達をサポートすることが主な仕事だったが、米国では規制緩和が進んだ1980年代以降、自己資金とその何倍もの借入金で投資するようになった。投資銀行の好調なビジネスは米国経済の牽引役でもあった。

 その“投資銀行革命”の先駆者と言われるのが、投資銀行ソロモン・ブラザーズの会長を務めたジョン・グッドフレンド氏だ。やはり、ソロモン・ブラザーズで副会長を務め、のちにアナリストに転じたヘンリー・カウフマン氏は、投資銀行の危ういビジネスに警告を発し続けた。

 番組を担当する内藤誠吾・専任ディレクターは「金融危機が起きた後、投資銀行関係者は悪者扱いされているが、製造業で日本やドイツに後れを取っていた米国に繁栄をもたらした立役者でもある。時代を作ってきたという自負心もある彼らの言葉は貴重な証言記録になるはず」と話す。

 実体経済の数倍にも膨らんだと言われる“信用バブル”は、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付きによって危機的状況に陥っていた。そのサブプライムローンの元となったのが、住宅ローンを債権として商品化し、金融市場で取引できるようにしたモーゲージ債という仕組みだ。そのモーゲージ債を開発したジェフ・クロンサール氏にもインタビューを行った。

 クロンサール氏には昨年11月から交渉を始め、過去のNHKスペシャルのビデオを送って扇情的な内容ではないことをアピール。今年2月になって取材できることが決まったという。

 このほか、投資銀行ゴールドマン・サックスの元CEO(最高経営責任者)で財務長官も務めたロバート・ルービン氏、ルービン氏の元でトレーダーを務めたラリー・ベセラ氏らもインタビューに応じ、投資銀行同士が過剰な競争にしのぎを削った90年代を振り返る。

 角英夫チーフ・プロデューサーは「決して金融危機の犯人探しをするつもりはない。地球全体がマネーゲームにのってしまったというのが実態だろう。番組が現代史を考える材料になれば」と話している。
インタビューに登場する主な投資銀行関係者

ジョン・グッドフレンド ソロモン・ブラザーズ元会長。「ウォール街の帝王」と呼ばれる
ジョーゼフ・ペレラ M&Aの先駆者
ヘンリー・カウフマン ソロモン・ブラザーズの元副会長。のちにアナリストに転じる
ウォルター・ゲラシモビッチ 金融商品のリスク管理プログラムを作成した元ロケット科学者
ジェフ・クロンサール サブプライムローンの元となる「モーゲージ債」の開発者
ロバート・ルービン ゴールドマン・サックスの元CEO。のちに財務長官
ラリー・ベセラ ゴールドマン・サックスの元トレーダー
ジョン・ボーグル 投資信託界の大物
(2009年4月14日  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090414et03.htm









債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
2009-04-19 22:20:19


大丈夫か、NHK
マーケット / 2009-04-19 22:20:19

NHKスペシャル、マネー資本主義第一回。

NHKなので楽しみにしてみたんですけど・・・

80年代投資銀行におられた方ならみなさん思いはひとつでしょう。

ひどい取材・・・・・

だいたい、ソロモンのグッドフレンド(元会長)とかに取材してるんだけど、そりゃー、単なる相場観のミスとインサイダーで潰しました、なんていうわけないんだから。自分のことを美化して答えるに決まってるわな(笑)。

聞くならマイケル・ミルケンとかにきかなきゃいかんよね。

取材先と取材方法を間違えるとすべて間違った番組になる、という典型例。金かけてるのにもっていね。
この番組のディレクターはもう一度勉強しなおすべし。まさか俺の同期じゃねーだろーな??

のっけからびっくりしたのはすべての始まりはMBSだと断定したこと。

おーい!

モーゲージバックセキュリティ(MBS)、という住宅債権が債券に再生されたものがあって、その仕組みを発明しその儲けで食っていたのがソロモンで、さらにそれをレバレッジするためにサブプライムに手を出して、それを仕込むためにレバレッジをかけて結局大量に仕込んだ住宅ローンが住宅バブルの崩壊で損をしてソロモンがつぶれた・・・・

と結論付けてしまった。

大間違いなのはそのMBSそのものは今でもアメリカ国債の何十倍の規模で日々取引されていることでもわかるでしょう。どう説明するのよ!?

MBSとCDOはまったく別物ですし、仕組みも似ているとは言いがたい・・・・多分ですけど・・・CMOをMBSと勘違いしたんではないでしょうかね。

CMOは確かにソロモンの発明だしね。こっちは仕組みが似ているといえば似てますね。ほんとは違うけど。イルカとマグロくらいの違いか(笑)。

で、その住宅ローンを仕込んで債券を発行すること(加工すること)を自己勘定と呼んでその調達を巨大化するためにレバレッジを編み出した、と松平さんが解説しますが、そんな非効率なことをする投資銀行ないですし、第一そんなこと自己勘定なんて呼びません。

結論としては自己勘定でリスクをとるということはトレーディングポジション及びそのリスクをとることで、それがあまりにも大きくなりすぎてインサイダーまで手を出した挙句にソロモンはつぶれましたとさ、ということですね。

グッドフレンドは自分でそういうミスを認めないでしょう。単なる賭けすぎ、なだけで今回の事態と一緒にするなよ、とオオワライ。

更にただでさえ問題のあるいろいろなローン債権をわざわざ自分のバランスシートで買い込んじゃうなんてばなか投資銀行は無いわけで、それは別会社で買わせてそれを証券化して手数料をはねる、というのがビジネスの骨子。

繰り返しですが、番組で取り上げていたソロモンの自己勘定はアメリカ国債、MBS、社債などむしろクレジットの高い債券の膨大なトレーディング収益で儲けていたのであって、この手法はその後LTCMで完成され、つぶれることになるのだけれど、その前にソロモンは資金調達に窮して潰れてしまう。

補足ですが、社債の引き受けなど、それまではきちんと買い手が見つかるまでは引き受けなかったんですが、ソロモンは売れるかどうかわからなくても全額引き受けた。年金などの運用資金が莫大に増加していたのでそれでも売れると読んだんですね。これが大当たりする。それらを在庫する資金が必要になるのは当然です。

これでも従来のモルスタやゴールドマンのやり方からすると大革命だったんですよ。

いづれにせよ、今回問題になったCDO、つまりクレジットリスクによるリスクのとり方とはまったく異なります。

金利リスクとクレジットリスクを混同する人。
多いんですけどね・・・

すべての始まりはMBSではなくCDOの発明で、リスクを発散させたのはそのためのレバレッジであってその原債権を在庫するためのレバレッジではありません。

そして番組では複雑化させたことが原因といってましたけど、それが原因ではなく、むしろ透明性は最大限に発揮されていたために細分化すればリスクが回避できると考えたことが原因になったのです。そりゃー作った本人は複雑化した、って言うに決まってるけどさ(笑)。実際は細切れにしただけなんだから。子供の言い訳と一緒だね。切り刻んだだけの野菜をお料理、とか呼ぶんだから(笑)。

引き受け手数料目当てに商品であるCDOそのものを在庫化したことはあるけど、もともとのローンを買い込んだ人はいないよ。

更に言うと原債権をただ切り分けることをCDOとは呼びません。そこにレバレッジをかけるからこそCDOなのです。レバレッジも理解していないとは!!

やっぱり、ABCのAの段階でモーゲージ債券(MBS)とCDOを混同してしまったのが最大のミスかな。 ぐっちーブログの読者ならみんな知ってますぜ、そんなこと(笑)。

その他、突っ込みどころ満載だけど、唯一正しい、というコメントは

ゴールドマンは財務長官まで出して、情報面で政府内部にまで通じていた、

というところかな。

これ、ゴールドマンはインサイダーだろ、って言ってるわけよ。

すげ、大丈夫かよ、と思ったけど、それは正しいと思いましたよ。

このブログでも怖くてかけなかったことをあっさり全国放送してもらっちゃってびっくりしちゃった訳。来週もある意味すごいかもしれんね。

がんばれ、NHK!

しかし、長島一茂に北欧の経済どうですか、って聞いてる番組すごいな。

フジテレビ、

株主ならすぐ売ろう・・・・・



http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/273ecafbc87bf4c6c9dce44f6963b8fe













posted by News & Media at 01:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | ニュース 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すばらしい情報量ですね。
目に見えないものに、実際以上の価値をつけてしまったのがそもそもシステムエラーだったんでしょう。
それに誰も気づかず(気づいても目をつむり)進んできたものを、何かのきっかけで皆が目を向けたときが破綻への第一歩。
クワバラクワバラ。
Posted by きゃっちゅ at 2009年05月07日 12:48
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