【河内孝&本郷美則】新聞業界最大のタブー「押し紙」の実態
[桜 H21/6/10]
SakuraSoTV
2009年06月10日
実際には配られない新聞を大量に販売店に押し付け、部数を水増しするいわゆる「押し紙 問題」の実態について、元毎日新聞社常務取締役の河内孝氏 及び 元朝日新聞研修所長で時事評論家の本郷美則氏に、お話を伺います。
本郷美則氏ブログ
竹庵雑記(※既に休載しています)
http://chikuan.asablo.jp/blog/
河内孝氏連載記事
http://journal.mycom.co.jp/author/0000408/index.html
配達されずに廃棄される折込ちらし
発行部数水増しにより新聞とともに大量に廃棄される折込ちらし。被害にあうスポンサー 。販売店から運び出されるダンボールの中身は、料金だけ受け取り読者に届かない折込ちらしである。
山陽新聞折込詐欺の実態 001
段ボールにはスポンサーから料金だけを受け取り、読者に配達することなく廃棄される折込チラシが入っている。1箱には約5000枚のチラシが入る。金額にして1万円から1 万3千円くらいになる。これを週に4回岡山市内の中心部の販売店を回る。トラックには約70箱が積載されている。約70万円になり1か月では1千万円を超えるとみられる。これが岡山市内全域や県全体になれば、被害金額は算定不可能な莫大なものになる。このなかには税金でつくられる県の広報紙「晴れの国おかやま」なども含まれる。昨今、新聞社は食品偽装などを紙面で書き立てるが、裏に回れば会社ぐるみで詐欺をはたらいている 。これが真の姿である。
山陽新聞折込詐欺の実態(ダイジェスト版)
朝日新聞販売員の脅迫勧誘
20081209 circulation「発行部数」
アメリカ新聞業界の苦境
有力な新聞をいくつも発行するアメリカのメディアグループ「トリビューン」の経営が破 たんしました。インターネットの台頭で発行部数が減少し、新聞業界全体の苦境を招いて います。